2023/01/05 09:44

今回は、アガベの種まき〜発芽までのやり方を解説します。
このやり方、自分が初めて種まきした時も
発芽率も大体、80%ほどでした。

初回こそ、土や薬剤を買うので
2000円ほどかかりますが、
安くアガベを増やせるのでオススメ!

最後に、”発芽率UPのために重要な3つのポイント”
紹介しているので、ぜひ読んでみて下さい。


種まきをする上で、必要な「もの」と「準備」って?

必要なもの
・アガベの種子
・殺菌剤(ベンレートやダコニール)
・メネデール
・鉢(プレステラ90)
・用土
・ピンセット
・鉢を入れる容器

必要な準備
・種子の下準備
・用土の準備

アガベの種まきに必要なもの

種子の入手方法…

自分はいつも「seed stock」さんで購入しています。

また、メルカリでも購入しますが、
たまに、倍の値段で売られている事もあるので、
seed stockで相場を確認してから購入しましょう!

殺菌剤、メネデール、鉢(プレステラ90)
ホームセンターの園芸や農薬コーナーで揃う。
ベンレート500円、メネデールの小さいボトル3、400円、
プレステラ10個入り200円ほど。

用土について…
表面用の土、下に入れる2種類の土が必要。

表面用の土として、バーミキュライト(100均のでOK)
下に入れる土として、赤玉土小粒鹿沼土小粒
粒の大きさが肝なので、
”小粒”ってことを忘れないでください!

もう一点、大事なポイント、この土は無肥料の土です。
有機肥料が入った土は、カビの元になるので注意!

ピンセット、鉢を入れる容器…
100均で揃える、容器は鉢よりも高さがあるもの。


アガベの種まきに必要な準備

種子の下準備…
カビ対策と発芽率アップの工程
ベンレート&メネデール溶液に
10時間ほど種子を浸します。



溶液の作り方は、
水500mlに対して、ベンレート0.25g(半袋)
メネデール5ml(キャップ半分の量)

用土の準備…
まず、赤玉土鹿沼土5:5で混ぜます。
その際に、ふるいにかけておくと、
微塵が抜けて、排水性がアップ!



1cmほど余裕の持たせて、土を鉢に入れる。

そこに表面の土としてバーミキュライトを入れて、
ヤカンなどで、上から熱湯ををかける。(土を熱殺菌するため)

これでようやく、種まきの準備ができましたね!


種まきのやり方

ピンセットと爪楊枝を使って、
土の上に種を置く。
その際に、土に軽く押し付けて、
濡れた土と接するようにします。

そして、種をまき終わったら、
鉢を容器の中に入れ、
残っているベンレート溶液を入れて、
水深が3cmくらいになるほど水を足す。

以上で、種まき完了です。
「文章じゃ難しいな…」という方は、
種子はアデニウムですがこちらの動画をご参考に。

1鉢に対しての種子の量ですが、
12〜16粒ほどがオススメ。

あまりにも多すぎると、狭すぎて成長が止まったり
数が多すぎて植え替えが億劫になったり…笑
といった事態に陥ります。

自分は30粒植えてしまって、
毎回植え替えなきゃと思いつつも、
先送りにしてます笑

発芽率を上げるために大事な3つの事

・湿度を保つ
種子が乾いていると中々発芽してくれません。

自分は、ケースの上をサランラップで閉じて
湿度を保っています。

・温度を保つ
最低でも15度ほど必要です。

発芽後も温度が低いと、極端に成長が遅くなるので
保温や、適した時期に種まきする必要があります。

・種子の鮮度
種子の鮮度が悪いと全滅なんてこともあります…

seed stockさんで買うと割とハズレにくい。
(ときどきは発芽率が低い事もありますが…)

メルカリはハズレの時もあるので、
欲しい種子がseed stockにない時だけ、
メルカリで買うようにしています。

まとめ


アガベの種まきはマジで簡単ですし、
「自分でまいた種子からカッコいい株が育ったら…」
と考えると、本当に夢があります…

発芽するまでの「ドキドキ感」や
発芽直後の「日々の成長」は実生でしか味わえない。

自分は、年に6,7回くらい種まきします笑
皆さんも楽しい実生ライフを!